†直×高触手絶頂集3†
のうこうな神様
BY 秋田様(NO.107触手)
山奥で殆ど自給自足で生活をしているような村がありました。
山村の例に漏れず、すっかり過疎化と高齢化が進んでおりましたが、それでも村では神社での祭りなどは昔どおりに行っておりました。
所が、村の子供がすっかり少なくなってしまったため、巫女さんをしてくれる女の子が村にいません。
村にいる子供は、男の子である高耶だけでした。
とうが立った女の人と、男の子供。どちらが良いか考えた挙句に、村では高耶さんに巫女さんの格好をしてもらうことにしました。
とりあえず、形だけでも・・と思ったのです。
半ば無理やり着物を着せられて、高耶さんは神社で一晩過ごすことになりました。電気は来ていますが、神社には当然テレビも電話もありません。
一晩の我慢だ・・・そう思って高耶は早々に寝る事にしました。固い板の間に布団を敷いて、早々に横になりました。
所が、そんなに早くからは寝られません。幾度か寝返りを打って、うとうととし始めた頃、声が聞こえました。「いよいよ人手不足なんですかねぇ・・・・」
しみじみと呟いた声は、すぐ側で聞こえた。
え?と思い、慌てて眼を開けると、妙に時代がかった格好の男が一人座っていた。
「あんた・・・だれ?」
「ここの祭神の直江ですよ。あなたの今夜の相手です、私も男相手は初めてですよ・・よろしく」
丁寧に挨拶されて、混乱する。
(そ・・そりゃ確かに、村の年より連中からは、巫女さんは神様と契って今年の豊穣を祈願するっ。て聞いてるけど・・誰が、本当に神様と肉体関係を持つと思うよ?ちょっと待った〜!)
貞操の危機(笑)に慌てた高耶は、男からできるだけ離れようと布団を抜け出し壁際に寄った。「おや?元気が良いですね。立ったままが希望ですか?」
壁から蔓が生えて高耶の手を拘束する。
え?と思う間もなく、男が近づき袴を脱がせて着物の帯を解いた。
「まずは稲を・・・」
高耶の股間のモノに指を置くと、小さなタネから芽が出てそこで成長を始めた。
白く細い根がソコに絡みつき、葉が伸びる。成長を促すように直江が指を動かして、高耶を擦る。それだけで、経験の無い高耶は追い詰められる。
「あっ・・あぁ・・だめっ・・ぇ・・ひっ・」
指の動きに促されて、高耶は精液を放った。直江は手のひらに受け止めた高耶の体液を、高耶の胸から腹に塗り広げ、そこでもさまざまな種を成長させた。
塗る手が、時折胸の突起や臍のくぼみを愛撫していく。
体中をぬるぬると根が這い回る感触に、ソレが嫌悪なのか快感なのか判らなくなっていく。
足に力が入らなくなっても、蔓が身体を支えている。腕だけではなく足も捕らえられて、いつの間にか大きく開く格好で固定されていた。
全身にくまなく細かい根を這わせられて、いつの間にか高耶のモノは再び大きくなっていた。
高耶のモノが成長するのに合わせるように、体中の種から芽を出した物たちも果実を大きくしていく。
だが、不思議な事に、高耶の身体にはそれらの重みは感じられない。
腰を振り始めた高耶をみて、直江はその奥にも種を入れた。
ソレも、他の物と同様に成長したらしく、高耶が狂ったように叫んだ。
「やぁっ・・・な・に?抜いてぇ・・・っ」
直江が手を伸ばして、外に出ている葉の部分を掴み引きずり出す。表面から伸びている根が、さわさわと動いていた。
「この山芋はお気に召しませんか?」
もう一度ソコに入れると、高耶の前は過剰な刺激に爆ぜた。高耶がイッたと同時に、体中を覆っていた物たちが、蜻蛉のように薄くなり姿を消した。
手足を拘束していた蔓も消え、高耶は床に横になった。
「さぁ、儀式は終わりました。これから先は、ただ楽しむだけです・・」
高耶は荒い息を整えるのに必死で、何も聞いていなかった。
終わった・・と力を抜いた高耶の身体に、今度は直江自身がのしかかった。抵抗する間もなく、広げられた奥に直江のモノが一気に埋められた。体内の異物を排除しようと、高耶のソコはぎゅうぎゅう締め付けるが、直江は強引に出し入れを繰り返す。
快感を引き出す熱いモノの動きに、高耶のソコは蕩けていった。程なく、より深く咥えこもうと、高耶の足が直江の腰に回される。
その動きに答えて、直江は更に深く高耶を穿った。
直江にきつく突かれる度に、高耶の身体は快楽に跳ね、自身から雫を溢した。いや、雫だけではなく吐精も幾度もした。
「あぁ・・もっ・・あ・・っ・・」
もっと・・なのか、もう・・なのか高耶自身もわからないまま、与えられる刺激に喘ぎ続けた。直江の指が高耶の自身に絡み、ゆるゆると扱き始めた。
併せて、腰の動きも激しくなった。前後からの過剰な刺激に、高耶は泣きながら許しを願った。
「あっ・・ゆるし・・てぇ・・・・ひぃ・・あぁ・ぁ・・」
どうしたら良いか判らないまま、夢中で頭を振って少しでも快楽を逃がそうとした。
だが、与えられる快楽は大きすぎて、限界を超えた高耶は失神した。
気を失った高耶の中に情を注ぎ、直江はモノを引き抜いた。
ソコは失った物を求めて、ヒクヒクと蠢いていた。翌朝、高耶は布団の中で眼を覚ました。身体には情事の痕は何も残っていない。
夢で片付けるには、生々しすぎる感触。身体は表面を這いまわった根の動きも、内部に入れられた直江のモノの熱さも覚えていた。
布団を片付けようと起き出した高耶は、床に何かがあるのが目に付いた。散らばっているソレは、さまざまな種だった。
昨夜の行為を証明するように、動かぬ種が床に散っていた。その年、村は大豊作だったようである。
end
†秋田様コメント†
えっと〜農耕=濃厚と言うことで・・・
やってることはあんまり濃厚じゃないですが・・すまんです。†会長コメント†
私、勝手ながらこの作品を「癒し系触手」と名付けさせて頂きました♪
秋田様ならでは好き放題な、どこか憎めない直江と、され放題な高耶さんが愛おしいですv秋田様、素晴しい作品をありがとうございました!!
また、ぜひ書いて下さいねvこの作品の感想は、BBSへお願いします♪