* 性奴 *
by 秋田様
冷たい雨の中、高耶は傘もささずにずぶぬれになって歩いていた。
どこに行こうとしているのか、自分でも分からなかった。ただ、最初に気がついたとき、こっちだと思った方向にひたすら歩いた。
不意に、腕をつかまれ引かれた。よろけた弾みで相手の胸に当たった。
「・・・高耶さん?」
「?」
不思議そうな顔で、高耶は相手を見上げた。
「やっぱりそうだ・・どうしたんです?こんな所で・・」
彼は知り合いの所で育てられている性奴だ。欲しいと思って引取りを申し出たが、既に相手が決まっていると言われ、断られた。その彼がなぜ一人でこんな場所にいるのだろう?
「俺・・・?」
どうも様子がおかしい、これは新手の遊びなのだろうか?
「どうしたんです?」
「俺・・どこに行けばいいんだ?」
聞けば、高耶を育てていた彼は、渡し先を高耶に言わずに消えてしまったようだ。一体何があったのか気になるが、それよりも目の前にいる彼が問題だった。
縋りつく高耶の様子に、直江の顔が変わった。チャンスだ。このまま彼を手に入れられる。
直江はこの幸運を、クリスマスプレゼントとして受け取った。<それ違うから直江は高耶を連れ帰ると、高耶は直江の性奴であると告げた。
「う・・うそ・・だ」
「どうしてそう思うの?貴方は私に送られたプレゼントなんですよ。裸になりなさい。」
直江は、嫌がる高耶から無理やり服を剥ぎ取った。破れても構わずに、全てを脱かせ、股間を隠そうとする高耶の手を掴んだ。
「この手は、邪魔ですね・・」
両手を背中に回し、手錠で縛りつけた。高耶の体が恐怖のためか小さく震えている。
「何を怖がっているんですか?ただのSexDollなのに・・怖いことはありませんよ。
貴方の体はそうなっているんですから。」
直江は、高耶の小さくなっているオスに手を伸ばした。
「ここから牝牛みたいに白いミルクを出して、上下のお口で私を楽しませればいいだけです。簡単でしょう?直ぐに慣れますよ。」
まだ震えている高耶に、直江はことさら優しく声をかけた。
「貴方は私が始めてですからね・・優しくしてあげますよ。跪いて口を開きなさい。」
直江はズボンの前を開くと、逸物を取り出し高耶の口に押し付けた。含まされたソレからは、濃厚なオスのにおいがした。
喉がつまり、苦しい。高耶は舌でそれを押した。
「んっ・・んん・」
「ちゃんと舌で舐めなさい。コレを覚えないと、苦しいままですよ。」
高耶が舌を使い始めると、直江は「いい子だ」と言うように頭を撫でた。だが、しばらくすると、頭を掴んで前後に動かした。口の中のモノが、喉まで押し付けられる。
やがて、直江は口内に熱いものを吐き出した。高耶が、それを飲み込むのを確認して、やっと口からソレを抜き取った。
息苦しさから開放されて、開いた口から飲み込んだ残りが溢れた。
その淫らな様子を、直江は満足そうに眺めた。
だが、まだコレは始まりでしかない。ここからがお楽しみだ。
直江は、高耶に仰向けになって足を抱えさせた。足の間を開かせると、全てが見える。
全てを見られて、高耶は恥ずかしさで顔を紅くしいる。奥で震えている、まだ開かれていない場所に指が触れた。びくりと高耶が怯えるのが分かる。
「ここで、性奴らしく私を楽しませてくださいね。」
直江は何かを高耶の奥に注入した。染込むように注がれたソレは、時間が経つにつれて痒くなり始めた。高耶は知らなかったが、それは性奴に最初に快楽を教えるときに使われる、強い催淫剤だった。
「なに?・・痒い・・やっ・・」
「痒いなら掻いてもいいんですよ。その手で・・ね?」
高耶の手は奥に伸ばされて、入り口を擦り始めた。だが、直に我慢できなくなったようで、指を中に差し込んで出し入れを始めた。指は増やされて、中を広げている
「やっ・・やぁ・・」
それでも、我慢できないようで、高耶は涙声で痒いと訴えている。
「もっと太いので擦って欲しい?」
高耶に聞いた。
「ほし・・いっ、痒いの・・いやぁ・・」
「そう、とても淫らで高耶さんらしい・・いいですよ、あげます。」
楽しそうにそう言って、直江は高耶の指を抜くと、高耶の痴態で既に充分に育っている自身を押し込んだ。
「あっ・・ひぃ・・・・っ・・」
入ってくる直江の太さに、高耶の息が詰まった。だが、確かに痒みは収まってきた。
直江が動き始めて、圧迫感が酷くなる。
「あぁ・つ・・ぁ・」
いつの間にか、高耶の中の痒みは快感に摩り替えられた。直江が中で動くたびに、背筋が痺れるような快感が走る。高耶は手足を直江に縋りつくように絡めて、腰を揺らし続けた。
永遠に続くかと思った、快楽の時間も終わりを告げる。
直江が高耶の中に精液を吐き出して、長いこと中を責め続けたモノを抜き取った。
高耶の穴からは、直江が注いだものが溢れている。
「ほらね、高耶さんの体は私用になっている。とてもヨカったですよ。」
高耶は、あまりの快楽に、自分が本当に直江の性奴だったのだ・・と思った。抱かれる前は、どこかで否定していた。だが、体が彼のモノを欲しがる・・アレをくれと。
今も、まだ浅ましくひくついている。コトを終えて、直江は高耶に、ここで後始末をするように言いつけた。
高耶はまだ熱が残る体の奥に指をいれ、中のモノを掻き出した。全てを直江の目の前でさせられ、恥ずかしさと、まだ燻っている欲望とに責められた。
僅かに勃ちあがっている高耶のソレに気がついた直江が、勝手にイカないようリングを嵌めた。
冷たいシルバーのリングは戒めとなった。
その時から、高耶は直江の寝室の隅で暮らすようになった。
日夜、直江の気が向いたときに体を開く。文字通りの性的奴隷である。常に直江の欲望を受け入れ、その要求を呑まなくてはならない。直江の、躾と称した行為が行われた。
服は与えられず、高耶は一日のほとんどを、直江に犯されて過ごした。
その中で、高耶は中の直江を締め付けるタイミングや、強さを覚えた。イクときには必ず、許しを得るように覚えさせられた。許しを得ないでイくと、ソコをきつく握られ罰せられた。ちゃんと出来ると、直江は優しく擦ってイかせてくれた。
ほとんど知識のなかった高耶を、直江は自分の好みに躾けていった。勿論、早いうちに高耶の本当の引き取り先とは金で形をつけておいた。相手がそれに納得したかどうかは、疑わしいところではあるが。
end.
秋田様のサイトでカウントゲットした記念に頂きました!「ペットが駄目なら性奴でv(爆」という、私の無理なお願いを聞いて下さった心優しいお代官さまに感謝です(>_<)
雨の中でずぶぬれの高耶さんに、こんなこといわれたら、誰でもお持ちかえりしちゃいますよね(>_<)
見つけたのが直江で、本当によかったvv そして、すっかり直江用に躾けられて、寝室の隅で暮らす高耶さん、可愛すぎます…えへへへへ(崩壊v
秋田様、本当にありがとうございましたv