ペットのひな


BY 秋田様



今日は直江がお仕事で出かけて留守だ。
でも、大丈夫。ご主人様はちゃんと高耶が寂しくないようにしてくれて出かけた。



「ただいま、高耶さん。ちゃんといい子にしていましたか?」
直江は帰ってきて真っ先に高耶に声を掛けた。
部屋の中では、高耶が赤い薄い着物を着ておとなしく座っている。だが良く見れば、その体が小刻みに震えているのが分かる。その着物の裾をはだけさせるとちゃんといい子にしていたかを確認をした。高耶のぼうやは、しろい体液に塗れて震えている。
「お雛様と仲良く遊んでいたみたいですね。何回イッタの?」
問い掛けると、高耶は顔を赤くして小さな声で答えた。
「・・・あ、1回・・」
「嘘はいけませんよ。こんなに出して・・正直におっしゃい」
「すみません・・3回・・です」
高耶が身を縮ませて答えた。
「そんなにこのお雛様が気に入ったの?」
直江はそう言うと、高耶を押し倒すと中に押し込んである細身のピンクとブルーのバイブ2本を動かした。(この2本が直江の言うお雛様だ。仲良く2本差し込んで出かけたのだった)
「あっ・・・ぁあっ・・んっ・」
いきなりの刺激に、高耶は背をのけぞらせて喘いだ。
「これが随分と気に入っているみたいだね・・」
「ち・・がっ・・」
高耶は否定するように首を振った。
「高耶が・・淫らなのは・・ご主人様が、入れてくれたから・・です・・。ご主人様の手を思い出すだけで・・たかやは・・ぁっ・」
直江がずるりと中から機械を抜き取った。抜かれたモノを惜しんで、ソコは切なげに喘ぐように収縮を繰り返す。
ソコに指を3本捩じ込んでぐるりと内部を刺激してやると、高耶は嬉しそうに鳴き声をあげて指を締め付けた。
その淫らな様子をじっと見て、直江は機嫌を直したらしい。
「今日はお雛様だからね。高耶さんにはたくさんしろいのを飲ませてあげる・・」
直江の言葉に高耶はうっとりと瞳を潤ませて見上げた。
「たくさん・・くれるの?なおえ・・」
「ええ、高耶さんがちゃんといい子にしていたらね・・ご褒美だよ」
直江の言葉に、高耶の奥が淫らな楽しみを思って疼いた。


直江は自分の前をくつろげると、高耶の口に咥えさせた。
「ほら、上のお口にも一回だけ飲ませてあげる・・後は全部下のお口に・・ね・・」
たった一度と言われたそれを、高耶が嬉しそうに舌と唇とを動かして味わう。大きくなったソレは口では収まらずに、舌でぺろぺろとアイスのように舐めた。
高耶は口に吐き出されたソレを飲み干して、唇から溢れた分も舌で舐め取った。
名残惜しそうに含んでいる高耶の口からソレを取り戻すと、お楽しみは次の段階に進む。ベッドに仰向けになり、足を広げて直江を誘う。
幾度も直江のものを飲み込んでいる後の場所を曝し、ここに入れて欲しいと強請る。
「高耶の・・淫乱な場所を直江の太くて熱いのでいっぱいにしてください。・・・ぁ、はや・・くぅ・・お・ね・・が・・」
直江を待って、震えているソコをじっと見詰める。その視線にさえも感じてしまい、高耶は触れられる前から雫を溢れさせた。
「少しも我慢できないの?」
ぺろりと立ちあがった物の先端を舐められて、耐え切れずに高耶は吐き出した。
飛び散ったソレは直江の顔にもかかった。高耶は慌てて自分の液を舐め取った。
「ごめんなさい・・粗相をしてしまいました・・お仕置き・・する・・?」
おずおずと小声で尋ねる。だが、その声の響には僅かに喜悦の予感が含まれていた。


「お仕置き・・されたいんでしょう?・・してあげる・・ここを縛り上げてイケないようにして・・苛めてあげる」
「あ・・・っ・・」
これからされることを思って、高耶の身体が震えた。着物の紐を解いて高耶のそれを縛り上げると、直江は一気に高耶を貫いた。
既に蕩けて直江を待っていた場所は、きゅうきゅうと締め付けて具合がいい。
高耶のイイトコロを突き上げると、背をそらして切ない喘ぎ声が上がる。縛られたモノが開放を求めて震えている。いささか乱暴に抉って最初の一回を吐き出し、抜こうとした動きを高耶が止めた。
「このまま・・ずっと入れていて・・離れないで・・」
前を縛られて、いけない辛さを味わっているはずの高耶は、それでも直江を感じられる方を選んだ。
「こうして繋がっているのが好き?きつくてもいいの?」
「・・うん、すき・・直江が中にいるのが好き・・・」
高耶が無邪気な子供のような笑みで言う。
埋められたままの直江のモノが、また大きく熱くなった。高耶を責め立てるために。

途中で戒めを解かれて、幾度も直江にイカされた。時折意地悪く焦らされて、淫らなおねだりもさせられた。そしてそれと同じくらい直江のものをたくさん中に注いでもらった高耶は、更に朝までずっと直江と繋がっていた。
たくさん直江に擦ってもらってしろいのを注いでもらって、高耶は満足して直江の胸の中で眠りについた。
こうして、ご主人様の腕に抱かれて眠るのが高耶は大好きだ。
擦り寄ってくる愛しい高耶の寝顔を見て、直江も眠りについた。
二人のひな祭りは、お互いのしろいお酒よりも酔わせるものをいっぱい飲んですぎていった。




後日、高耶は直江のしろいのとお酒は似ているかも・・と思った。
飲みすぎると腰が立たなくなる所や、舌が回らなくなる所、喉が乾く所が似ている気がします。
そんな事を直江に言ったら、「そうですね、高耶さんのは美味しいお酒に似ていますね。でも、たくさん飲んでも翌日にはまた飲めますね。」
と言われて、ソコを指で擦られた。



end




†秋田様コメント†
なんつーか、馬鹿っぷる?って感じです。

†椎名コメント†
秋田様の「ペット」の大ファンで自称ペットFC会長の私は、お仕置き覚悟で「ペットを書いて下さい(><)」とおねだり攻撃し続けまして、ついに執念で強奪してしまいました♪

お雛様に見立てた玩具2本挿しで、着物姿で正座してご主人様直江をお出迎えする、室内飼いペットの高耶さん!
可愛いです、感無量です〜!!(><)

秋田様にはこれで2本も無理を云って、ペットものを頂いてしまいました…秋田様、ごめんなさい;我が儘を聞いて下さり、素晴しい作品を下さって本当にありがとうございました!
またいつか、ペットもの書いてほしいです、なんて…♪(殴打!)


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